Baseball Weekend

週末は野球撮影。神奈川の社会人野球、特に三菱日立パワーシステムズが好きです。

 東芝と三菱重工

日曜の朝は、神奈川新聞の書評欄をのんびり読むのが好きです。
そんな中で以前興味を引かれたのが、『東芝の悲劇』。東芝を窮地に追いこんだ歴代経営者について書かれているとか。

180624.jpg我が家の家電はほとんどが東芝製。旅に出ても東芝製品があちこちに。
日本を代表する電機メーカーだった東芝が、どうして上場廃止の崖っぷちに追いこまれたのか。どうして名門野球部が危機にさらされないといけなかったのか。

東芝に対する親しみと、会計に携わる者としての関心もあり、この本を手にしました。そしてこれを皮切りに、東芝問題について書かれた書籍も何冊か読みました。
東芝上層部に官僚も絡み、問題の根は単純ではなさそうです。

さらに興味深かったのは、例の原発メーカー・ウェスチングハウス(以下WH)買収を競ったあたりから、三菱重工の話題も散見すること。
原発の方式には、GE・東芝・日立などの沸騰水型方式と、アレバ・WH・三菱重工などの加圧水型方式があるのだそうで、東芝は別方式も傘下に収めることでグローバル展開したかったけれど、いかんせんWHは東芝の手に負えず…。

手に負えなくなったWHを、経産省が今度は三菱重工へ買収を打診したが宮永社長が断ったという話は、ちょっと意外でした。いや、株主総会でお見かけした感じでは、物腰は柔らかいけれど何となくとらえどころのない印象だったので。もちろんそういう毅然さがなければ、企業トップになんてなれないのは当然ではありますが。

もし最初から、三菱重工がWHを手に入れていたらどうだったのでしょう。三菱ならうまくコントロールできて、さらなる発展を遂げていたのか。それとも震災以降の原発需要急降下で、同じように窮地に陥っていたのか。
原子力にせよ、火力にせよ、風力にせよ、エネルギー問題は難しいものがありますねえ。いずれにしても、東芝の窮地は他人事ではないなあと思いました。

そういえば、神奈川の企業3チームはどれもエネルギー関連企業ですね。

 ベンチ前キャッチボールの禁止等

JABAニュースが届きました。
指導者研修会の模様や、新監督紹介などなどの内容。今年は新監督就任が多いですね。

じっくり読んだのは、野球規則通達事項。
二段モーション云々は新聞でも報じられておりますが。

今年から、試合中のベンチ前キャッチボールが禁止になるそうです。2アウトになると投手がキャッチボールを始めるのが通例ですが、走者が出ると1アウトでもキャッチボール開始。併殺打だとすぐチェンジですもんね。投手はおちおち休んでいられませんでした。
キャッチボールができなくなる代わりに 「マウンドでの準備投球は5球」 が撤廃され、1分間の制限になるのだとか。

キャッチャーミットを動かして欺こうとするのは審判に対する侮辱と、以前から言われております。いまだに動かす選手がいるようで、こちらも徹底を通達。
また、ホームベースから離れて構えるのも、判定が不利になり好ましくないとのこと。

下記改正については、次号で触れられるようです。

2018年度 野球規則改正
http://www.jaba.or.jp/topics/2018/pdf/kaisei.pdf

 「東芝 野球部を存続」

180203.jpg昨日の朝、神奈川新聞のヘッドラインに東芝の写真。おや、スポーツ面ではなく論説面で取りあげられているらしい。当然、真っ先にそのページを開きました。

東芝 野球部を存続(上) チーム持つ意義どこに カナロコ
http://www.kanaloco.jp/article/308218
東芝 野球部を存続(下) 苦境背負い再スタート
http://www.kanaloco.jp/article/308421

リンク先は有料記事ですが、一部読めます。
(上)では社会人野球を取り巻く環境、平馬淳監督の決意、野球部存続の理由等が語られていて。標題通り、東芝に関する記事が主体。
(下)ではクラブチームから企業チームへ戻った希有な例・三菱日立パワーシステムズや、活動停止したこともある三菱岡崎、そして休部中の日産自動車の方々からも、それぞれの野球部のエピソード。横浜商大野球部の佐々木監督からの提言も載ってます。商大から社会人野球へ進んだ選手も多いですよね。

プロ野球より歴史が長く、企業規模も大きな社会人野球。「広告費」 だった時代もありますが、もともとは 「福利厚生」 が出発点だったチームも多いのでは。紙面でもこう語られています。「野球部は従業員の士気高揚という、福利厚生の目的で運営している。その面を重視して引き続き、継続していく」

東芝の今年のテーマは 「リスタート」 だそう。三菱ふそうがリコールで活動自粛のあと 「リバイバルふそう」 のスローガンを掲げ、勝つたびにスタンドを大きく沸かせながら、都市対抗優勝したことを思い出します。
ただの経営危機ではない、不祥事で揺れる会社にもたらす一体感とプライド。今の東芝野球部に求められることは、社員の方々の愛社精神を突き動かすことなのだろうと思います。

 東芝の監督人事

先週話題にしそびれたことが幾つか。
東芝公式サイトではまだ発表してませんが、毎日新聞が記事にしてるのでそろそろこちらに触れましょう。

180128.jpg今季の東芝は、工藤監督から平馬淳監督に交代。良くも悪くもものすごくしぶとくて個性的な選手だった彼のことですから、どんなチームに改革してくることか。中野コーチ・椎葉コーチも退任だそうなので、新任コーチはどうなるのかな。
今年の東芝はまた怖そうですね。

指導者に聞く 日本一だけでは満足せず 東芝監督・平馬淳氏
https://mainichi.jp/ama-baseball/articles/20180125/ddm/035/050/046000c

 2018年度JABA大会日程

来年の公式戦日程が発表になってます。
先日のタイブレークの件等なかなか掲載されないJABA公式サイトですが、こちらの発表は例年通り。

ベーブルース杯は長良川球場改修のため、可児KYBスタジアムに球場変更ですとか。大垣球場とは結構離れていて、経路検索したら電車1時間・徒歩30分なんてルートになりました。東北大会も球場が離れてますけど、こちらもかなりですね。

171218.jpgそして日立大会も、会瀬球場がひたちなか球場に変更。会瀬球場の桜、好きだったんだけどなー。まあひたちなかだったら、海浜公園のネモフィラもきれいですけれども。ただ大会中に見頃となるかは微妙。去年は開花が早く、みごとな群生が見られました。

他大会が5日間なのに、日立大会だけ6日間なのは、どういう組み方になるのでしょうか。
 
長野大会は従来の2球場に加え、中野市民球場が追加。長野駅から約1時間プラス徒歩1キロ。ここも遠いですねー。

2018年度JABA公式大会日程表
http://www.jaba.or.jp/taikai/2018/nittei.pdf

どのチームがどの大会に参加するかは、例年通りなら来年1月下旬発表だと思います。
旅の計画と休暇の根回しの日々は、またすぐ。

 タイブレークが変わります

社会人野球では2003年に導入されたタイブレーク。適用になるイニングや打者などは微調整されてきましたが、1死満塁はずっと変わらず。
国際ルールではもともと無死一二塁。ただ無死一二塁だと、送りバントで1死二三塁、一塁が空くため打者敬遠で1死満塁という策が容易に想定されます。だったら最初から1死満塁でよりスピードアップを、ということだったわけですが。

これを国際基準に合わせ、来年からは無死一二塁で開始。打順も、前イニングからの継続打順に戻すこととなったそうです。最終回の攻め方次第で、また明暗分かれそうですね。

タイブレークの方式を変更=社会人野球 時事通信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017121401251&g=bsb


アジアウィンターリーグを1位通過した社会人野球チーム。
本日準決勝がおこなわれ、4位イースタン選抜との戦いは0-2で敗戦でした。久保晧史選手は代打で出場しましたが、残念ながらチャンスで2三振。
明日は3位決定戦がおこなわれます。

日職東軍 2-0 日本社會人 亞洲冬季棒球聯盟全球資訊網
http://cpblwinter-elta.cdn.hinet.net/games/play_by_play.html?&game_type=16&game_id=54&game_date=2017-12-16&pbyear=2017

 東芝野球部の存続決まる

「スポーツ活動見直し」 と、以前報道された東芝。野球部の活動も今年限りかもしれない、と心配しましたが。
どこからのリークか、先日来ちらほらとチーム人事が報じられ。

でも公表する順番としては、こちらが先ですよねえ。
今朝の神奈川新聞一面に、プロ化したバスケットボールをDeNAが引き受けてくれることが大きく報じられました。

DeNA、バスケ川崎取得へ 経営再建中の東芝から 神奈川新聞/yahoo
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171206-00022312-kana-base

そして夕刻更新された毎日新聞には、野球部とラグビー部は雇用継続などの観点から維持を決めたことが明言されていました。

東芝/バスケ、DeNAに譲渡 野球、ラグビーは継続 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20171207/k00/00m/020/042000c

DeNAが手を上げてくれたおかげで野球部は生き残った、と言ってもいいのかもしれません。

東芝本体としては18年3月期決算での上場廃止は避けられる見通しですが、まだまだ綱渡り状態。来年に向けての野球部存続は決まっても、安穏とできる状態ではないと思いますけど。ひとまず、良かったです。


余談ですが、今日のアジアウィンターリーグ。東芝のショート堀米選手がセカンド。MHPSのセカンド久保選手がショートでした。はて?

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